(2022年1月9日)
一人ひとりの人生にそれぞれの歴史があるように、人の身体にも歴史があります。生まれつきの歪み、成長期の怪我、生活習慣病等々、生きてくる過程で起こるさまざまな出来事を経て私たちの現在の身体があります。ヨガで自分自身と向き合うとき、私たちは日常に追われてつい忘れがちなそのことに気づきます。
例えば「私はもともと身体が固いから前屈や開脚ポーズが苦手」と思い込んでいた人が、自分の股関節や肩関節に無理のない形で段階を踏みながらアライメントに入っていくことによって、自分の腕や骨盤の向きがアナトミーの教科書にある図と少し違うことに気づきます。
幼児期の股関節の脱臼が影響しているのだろうか、それとも何時間もハイヒールで立ちっぱなしだった昔の仕事のせいだろうか、とあれこれ推測します。やがてこれが今の自分の身体だと受け入れ、そこからいかに自分なりのバランスの取れた姿勢を取り戻していくかを探ることができます。
まずは自分自身を知ることです。
ちなみに股関節や仙骨だけとっても人によっていかに違うのか、ということを示す写真をここに添付しますので参考にしてみてください。(https://paulgrilley.com/bones 提供)
2022年Takaeのヨガレッスンの目標は、生徒さん一人ひとりが自分のコンディションやライフスタイルに適したヨガプラクティスを見つけること、そのプラクティスを続けることにより心身ともに健康寿命を延ばしていただくことです。個別のご希望、ご相談などありましたら、お気軽にTakaeまでご連絡ください。
(Takae: e-mail: takaeoj@gmail.com/ phone or text: 808.386.5358)
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